
食事中についスマホを見たり、テレビを流したまま食べてしまったり──。
気づけば「ながら食べ」が当たり前になっていませんか?
実はこの習慣、知らないうちに脳を消耗させ、満足感まで下げてしまいます。
私たちの脳は、見る・考える・味わうを同時にこなすのが苦手です。
スマホ通知を見ながら食べると、脳は「食べる」より「情報を処理する」ほうを優先しがち。
その結果、味覚や満腹感に意識が向かず、「食べたのに満たされない」状態になりやすくなります。
“ながら食べ”は、マルチタスクの連続です。画面→皿→会話…と注意の焦点が移るたびに、
脳はエネルギー(ブドウ糖)を余計に消費。食後にぼんやりする・集中できないと感じるのは、
この「切り替え疲労」が一因です。
味や香りに注意が向かないと、脳は“食べた実感”を得にくくなります。
その結果、早食い・食べすぎ・甘い物への渇望など、余分な摂取につながりやすくなります。
・画面をオフ:食事の20〜30分だけ、通知を切る(機内モードでもOK)。
・五感にフォーカス:色・香り・温度・食感を一口ごとに感じる。
・一口ずつ箸を置く:噛む・飲み込む・呼吸するを丁寧に。
・温かい一品を添える:スープや温野菜で副交感神経をオンに。
・締めの一呼吸:食後に温かい飲み物で「おしまい」の合図。
食べることに意識を向ける──それは脳に「いまは安心していいよ」と伝える合図です。
1.食卓にスマホを持ち込まない席を決める。
2.最初の3口は無言で味わい、香りと温度に集中。
3.食卓に温野菜を1品追加して、ゆっくり食べるリズムを作る。
“ながら食べ”をやめるだけで、思考がすっきりし、食後の満足感が高まります。
食べる時間=安心のスイッチ。脳をやさしくリセットする食べ方に、今日から一歩。
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