運動は脳と心を元気にする「自然の薬」です。セロトニンやドーパミンを増やし、不安や落ち込みを和らげる効果があります。母との体験を交えながら、介護中でもできる無理のない運動やデイサービスの活用方法をご紹介します。小さな習慣が気分の安定につながります。

運動と気分の安定 ― 脳と心を整えるためにできること


私は、父と母と一緒に個人経営の小さなジムに通っていました。三人で仲良く体を動かす姿は「素敵ですね」と周囲から声をかけられるほど、微笑ましい光景でした。

しかし、母の認知症が進むにつれて、運動への意欲が薄れていきました。少し体を動かしては「もう疲れた」と座り込んでしまい、私は無理にさせることもできず、一人でポツンと座る母の姿を見て胸が痛みました。

そんな時、デイサービスでの運動プログラムが母にとっても、そして介護する私にとっても大きな救いになったのを覚えています。

なぜ運動が気分を安定させるのか?


神経伝達物質の分泌:運動はセロトニンやドーパミンなど「気分を安定させる物質」を増やします。

ストレス軽減:体を動かすことでストレスホルモン(コルチゾール)が下がり、不安やイライラの軽減につながります。

睡眠の質の向上:軽い運動習慣は深い眠りを促し、気分の安定に直結します。

介護中でもできる無理のない運動



・イスに座ったままできる体操(足踏み・腕の上げ下ろし)

・音楽に合わせたリズム体操やストレッチ

・デイサービスやリハビリ施設の運動プログラムを活用する

まとめ



「運動=頑張って続けるもの」と考える必要はありません。散歩やイス体操のような小さな運動でも、脳と心に良い影響があります。

無理をせず、できる範囲の運動を習慣にすることが、気分の安定につながります。



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