
夏の夜、「暑くて眠れない」「夜中に何度も目が覚める」そんな経験はありませんか?
実はこの 寝苦しい夜の不眠は、単なる生活の不便ではなく、熱中症や脳・心の健康にも影響を与える大切なサインです。
人は眠る前に「深部体温」を下げることで入眠します。室温が高いと体温が下がりにくく、寝つきが悪くなります。
体温や発汗の感覚が低下しており、「まだ大丈夫」と思っていても熱が体にこもりやすいのです。
夜間の室温が高いと体に熱がこもり、水分不足とあわせて熱中症の危険が増します。
浅い眠りが続くと、感情を整理する「レム睡眠」が不足し、不安感や落ち込みにつながりやすくなります。
・室温は 26~28℃を目安にエアコンを弱運転
・扇風機で空気を循環させる
・就寝前に ぬるめのお風呂(38~40℃)に90分前入浴
・水分はこまめに補給(ただし寝る直前は控えめに)
・寝具は通気性のよい素材を選ぶ
私の父は、夏が始まっても 裏起毛の冬服+ストーブを手放せず、部屋が熱気でいっぱいになることもありました。母も、夏でも冬用の手袋や毛糸のジャケットを着たがるなど、季節感のずれがありました。
高齢になると「暑さ寒さを感じにくい」ことが多いため、家族が室温や服装を調整するサポートが欠かせません。
・夜間の不眠が続き、日中のだるさや気分の落ち込みが強い
・水分補給がうまくいかず、頭痛・めまい・吐き気が出る
・高齢家族が「暑さに鈍感」になっている
こうした場合は、かかりつけ医や地域包括支援センターへ相談しましょう。
寝苦しい夜を放置すると、熱中症や気分の落ち込みにもつながります。
エアコン+水分補給+生活習慣の工夫で、快適な眠りを守ることが、夏を元気に乗り切る第一歩です。
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