
以前「はじめに」の記事でも少し触れましたが、母の介護中に私は2度、腰を痛めました。
最初はただのギックリ腰だと思っていましたが、2回目で医師から「圧迫骨折」と診断され、実は1回目もそうだった可能性が高いと言われたのです。
1回目は、母が裸でお風呂に一晩中立っていた夜。ソファーに座らせようと抱えた瞬間、「グキッ」という鈍い音と痛みが走りました。
心配だったのは母のこと。痛みはあったものの、いつも通っていた接骨院へ。そこは父と母が通う小さなジムを併設しており、私が治療している間に両親も運動できると思ったのです。
「ギックリ腰だから、すぐ治るだろう」と安易に考えていましたが、翌日から歩くのもやっとの状態に。突っ張り棒を杖代わりにしてトイレに行く日々。それでも整形外科には行かず、接骨院に通い続けました。
結局、痛みが治まったのは3ヶ月後。他の利用者から「整形外科に行けば1日で治ったのに」と聞き、少し後悔しました。
2回目は、母がほとんど起き上がれなくなった頃。おむつ交換の際にまた腰を痛めました。
今度は早く治したい一心で整形外科へ。
診断結果は「圧迫骨折」。そして医師から「8ヶ月前の腰痛もギックリ腰ではなく圧迫骨折だったかもしれない」と告げられました。
ギックリ腰は筋肉をほぐす治療を行いますが、圧迫骨折は安静が大事。治療方針は真逆です。私は真夏の暑い時期に、腰から胸までのコルセットを3ヶ月巻いて過ごすことになりました。
介護をしていると、自分の体調はつい後回しになりがちです。しかし、介護は体力勝負。
自分が健康でなければ、介護そのものに支障が出ます。
今回の経験から学んだのは、体調に異変を感じたら「まずは医師に診てもらうこと」。自己判断や「まあ大丈夫」と後回しにすることが、回復を遅らせる原因になると痛感しました。

介護は突然始まります。だからこそ、心も体も準備を整えておくことが大切です。
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