認知症が予防できる?!介護の専門家でもない私が「認知症予防」を学ぼうと思ったきっかけ私は、医療の専門家でも介護の専門家でもありません。そのような私が、なぜ認知症予防に関するサイトを立ち上げたのか。それは、私と同居していた実母(2023年10月に93歳で亡くなりました)が認知症になったからです。母は、社交ダンスが趣味で「お出かけ大好き」「おしゃべり大好き」な人でした。お友達も多く、ダンス仲間とダンス旅行を楽しんでいたのです。私は、そんな母は「認知症と無縁の人」と勝手に思い込んでいました。母と比べると実父は、融通が利かない頑固者で「認知症になる可能性が高い」と母とも話をしていました。父は母と同じ歳ですが年相応にちょっと話がかみ合わないことがあるものの、介護の手を借りることなく元気に生活をしています。その違いは何なのか、私は不思議でした。食生活は認知症に大きな影響を与える私は「ふとしたきっかけ」で、「認知症予防アドバイザー養成講座」というものを見つけました。「えっ!認知症って予防できるの?」認知症が予防できるとは思っていなかったので、すごく興味を持ちました。その中でも、「食生活の影響の大きさ」を知りビックリです。「小麦のグルテン」「乳製品のカゼイン」「甘い果物」は、知らずに摂取していました。そういえば母は「牛乳」「チーズ」「ケーキ」が大好きでしたが、父は苦手だったためほとんど食べませんでした。特に母は、50代頃「チーズ中毒」と思うほど頻繁に食べていました。母曰く、「チーズを見ると食べたくて我慢ができなくなった」そうです。実は、私はどちらかというと母と「食の好み」が似ています。「エッ!私も認知症?」不安になってきました。そのため、「認知症予防アドバイザー養成講座」に申し込みをしたほか「本」を読んだり「YouTube」を見たりして「認知症予防の知識」を深めています。認知症を知ることは大切あなたは、認知症についてどれくらい知っているでしょうか。私は、「知っているつもりでいたけど知らなかった」というのが正直なところです。母は確かに認知症でしたが、実は「脳神経外科で診察してもらった」ことも「アルツハイマー型認知症です」と言われたこともないのです。母は、85歳くらいのときに突然「夢」と「現実」がごっちゃになったようなことを言いだしました。その少し前に家の近くで転んだそうで、「なんか頭がふわふわする」と言っていたのです。とりあえずかかりつけ医のところへ行ったのですが、血液検査の結果も普段と変わらず悪いところが見つかりませんでした。その頃母は食欲もあまりなく、大好きだった社交ダンスのレッスンも休みがちでした。心配したダンスの先生が、先生のお父さまが通っていた「メンタルクリニックの先生」を紹介してくださいました。そこで認知症の検査(たぶん長谷川式簡易知能評価スケールと時計描画試験)をしてもらったのですが、時計が正確に描けなかったため「少し認知機能が衰えている」と言われお薬を処方してもらい帰ってきました。今思えば、きちんと「脳神経外科で詳しく調べて欲しい」と言えば良かったと後悔しています。現在「アルツハイマー型認知症」になると進行を止めることも直すことも出来ないと言われていますが、果たして母が「アルツハイマー型認知症」だったのかも分かりません。母の正確な病名を知ったところで結果は変わらなかったかも知れませんが、きちんと知識をもって対処したならば違った結果になったかも知れないと後悔をしています。介護は体力勝負!自分のからだは介護の前に整えておく私は、母の介護中に圧迫骨折を患いました。介護中のできごとです。母の体を動かしただけで「ぐきっ!」と鈍い音がしたので、「アッ!ヤバい」ギックリ腰になったと思いなじみの接骨医院で治療をしてもらったのです。しかし日に日に痛みがひどくなり、結局痛みが治まり動けるようになるまで3ヶ月かかりました。そして2回目は母が亡くなる3ヶ月程前で、母の腰を持ち上げ「おしめ」を替えようとしたときに又腰を痛めました。今度は早く直したかったので、痛み止めの薬をもらおうと整形外科に行きました。そこで診断された結果が、「圧迫骨折」だったというわけです。さらに、骨密度を測った結果「骨粗しょう症」だと言われてしまいました。それまで自分の骨の健康状態を意識していなかったため、ショックでした。多分最初に腰を痛めたときも、圧迫骨折だったと思います。自分勝手な判断をしないできちんと整形外科でレントゲンを撮ってもらったら、2回も腰を痛めることはなかったのではないかとおもいます。介護はわからないことだらけ!正しく知って対処をすれば大変な介護も乗り越えられる確かに介護は大変です。精神的にも肉体的にも、ダメージを受けてしまいます。しかし事前にある程度どのようなものかを知るだけで、受けるダメージを軽減できます。大切な人の介護なら、「できる限りのことはしてあげたい」誰しも思うことは一緒でしょう。ただそれは、「自分が健康ならば」という前提がついて回ります。このサイトは「認知症予防のサイト」ですが、認知症を予防すると言うことはすなわち自分自身を健康にすると言うことにつながります。このサイトでは、「私が経験したこと」「私が学んだこと」をすべてお伝え致します。是非活用して頂いて、家族とあなたの健康を守って頂きたいと思います。